インスタで設定できる位置情報とは?|変更・削除方法や活用方法についても解説

インスタで位置情報を使うのって危険なの?

オフにしたいけどやり方がわからない

 そんな疑問や不安をお持ちの方に向けて、この記事では“インスタの位置情報”について、初心者でも安心して使いこなせるように、わかりやすく解説していきます。

目次

インスタの位置情報とは

位置情報の仕組みとインスタでの役割

インスタグラムでの位置情報は、スマートフォンのGPSやWi-Fi、携帯基地局のデータをもとに、ユーザーの現在地や訪れた場所を特定して表示する機能です。この仕組みにより、投稿に「〇〇カフェ」や「渋谷駅」といった地名を追加でき、どこでその写真や動画が撮影されたのかを他のユーザーに知らせることができます。

特にインスタグラムでは、投稿の「見つけてもらいやすさ」が非常に重要です。位置情報を追加することで、その場所に興味のあるユーザーや、近くにいるユーザーに投稿が表示されやすくなります。これにより、フォロワー以外の人からの閲覧機会が増える効果があります。

また、店舗や観光地、イベント会場などでは、位置情報が口コミや写真と一緒に共有されることで、宣伝効果も期待できます。実際に「位置情報検索」で特定のエリアの投稿を見るユーザーも多く、ビジネス面でも大きな役割を果たしています。

投稿・ストーリーズ・プロフィールにおける位置情報の表示場所

インスタグラムでは、位置情報は以下の場所に表示されます。

具体的な位置情報の表示場所
  • 【投稿】
    • 投稿画像の上部に、グレーの文字で「〇〇にいます」といった表示
    • クリックするとその場所の他の投稿一覧ページに遷移
  • 【ストーリーズ】
    • 「位置情報スタンプ」を貼り付けることで表示
    • スタンプをタップすると、その場所のストーリーズ一覧へジャンプ
  • 【プロフィール】
    • 直接プロフィール画面に位置情報が表示されることはありませんが、投稿の中で位置情報が設定されていると、プロフィールの投稿一覧に表示される位置情報付きの投稿を通じて、どこで活動しているのかが把握される可能性があります。

このように、位置情報は投稿やストーリーズの中に自然に溶け込む形で表示されるため、あまり意識せずに使っている人も多いですが、しっかりとした意味と影響があります。

インスタ位置情報の前提条件と動作環境

スマホ本体の位置情報設定との関係

インスタグラムで位置情報を使うには、まずスマホ本体の「位置情報サービス」がオンになっていることが前提です。スマートフォンの設定で位置情報がオフになっていると、インスタアプリは現在地を取得できません。そのため、投稿画面で「位置情報を追加」が表示されなかったり、地名の候補が出てこなかったりします。

特にiPhoneでは、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で各アプリごとに許可レベルを調整できます。Androidも「設定」→「位置情報」から、全体のオンオフやアプリごとの設定が可能です。

このように、スマホの基本設定がインスタでの位置情報機能の土台となっており、正しく使うためには必ず確認が必要です。

アプリ側での権限設定の必要性

スマホ本体の設定だけでなく、インスタグラムアプリ自体にも「位置情報の使用を許可する」設定が必要です。スマホのOSがアプリごとに細かく権限を管理しているため、本体がオンでもインスタ側がオフになっていると、位置情報は使えません。

たとえば、iPhoneでは、

  • 「このAppの使用中のみ許可」
  • 「常に許可」
  • 「許可しない」

のように選択肢があり、インスタで投稿時に位置情報を使いたい場合は「このAppの使用中のみ許可」がおすすめです。Androidでも似たようにアプリごとの位置情報権限を設定できます。

この仕組みは、個人のプライバシーを守るために設けられており、意図しない情報の流出を防ぐためにも重要です。

インスタ位置情報のメリット・デメリット

【メリット】店舗集客や検索での露出アップ

インスタグラムで位置情報を活用すると、店舗や観光地、イベントなどの集客につながるという大きなメリットがあります。投稿に位置情報を付けることで、同じ場所に興味のあるユーザーに見つけてもらいやすくなり、フォロワー以外からのアクセスが増える可能性があります。

具体的な効果としては以下のような点が挙げられます。

具体的なメリット
  • 位置情報検索での投稿表示
  • 「この近くの投稿」として表示されるチャンス
  • Google検索との連携で露出アップ
  • 観光客の「行ってみたいリスト」に入りやすくなる

たとえば、カフェが投稿に「渋谷カフェ」という位置情報をつければ、渋谷エリアのカフェを探しているユーザーに届きやすくなります。これはSNSの中でも位置情報を使った「ローカルSEO(地域特化の検索対策)」として機能しているといえます。

【デメリット】個人情報漏洩・ストーカー被害のリスク

一方で、位置情報の利用には慎重さが求められます。特に個人アカウントの場合、現在地や生活圏を不特定多数に公開してしまうことになり、プライバシーや安全面でのリスクが伴います。

代表的なリスクは以下の通りです。

具体的なデメリット
  • 現在地をリアルタイムで知られてしまう
  • 自宅や学校、勤務先が特定される可能性
  • ストーカー被害の誘発
  • 知らぬ間に子どもの居場所が公開されてしまう

トラブルを防ぐための対策方法

メリットを活かしつつ、リスクを最小限に抑えるには、以下のような対策が効果的です。

投稿前に確認すべきポイント

  • 自宅や日常的に通う場所の位置情報は設定しない
  • リアルタイムでの投稿は避け、外出先の投稿は帰宅後に行う
  • 子どもが写っている投稿には位置情報を付けない

アカウント設定の工夫

  • 公開アカウントではなく、非公開アカウントを選ぶ(特に個人利用の場合)
  • フォロワー整理を定期的に行い、知らない人のフォローは慎重に
  • ストーリーズには必要最低限の位置情報スタンプのみ利用する

店舗・ビジネス活用の注意点

  • 位置情報は「お店の所在地」などに限定し、スタッフやオーナーの自宅は設定しない
  • ユーザー投稿のリポスト時も、元の投稿に位置情報が含まれていないか確認する

このように、投稿の際には「この情報が誰に届くか?」を意識することが、トラブル回避には不可欠です。

インスタ位置情報の活用方法と設定のコツ

店舗アカウントでの効果的な位置情報の使い方

インスタグラムを活用して店舗集客を行うには、位置情報の設定が重要なポイントになります。特に飲食店、美容室、観光地、小売店などのビジネスアカウントでは、位置情報を活用することで「地域の検索結果」に表示されやすくなり、新規顧客の獲得につながります。

効果的な使い方としては以下の方法があります。

効果的な活用例
  • 店舗の正確な位置情報を常に設定する
  • 投稿内容にあわせたスポット(例:駅近、イベント会場など)を使い分ける
  • リールやストーリーズにも位置情報を組み込むことで視認性アップ
  • Googleマップに登録されている店舗名と一致する位置情報を選ぶ
  • フォロワーに「位置情報をつけて投稿してもらう」よう促す

投稿時に適切な位置情報を選ぶポイント

投稿に位置情報を追加するときは、ただ場所を選ぶだけでなく「誰に届けたいか」を考えて設定することが大切です。以下のポイントを意識しましょう。

ポイント1:ターゲットに合わせたエリア選定

観光客向けなら「〇〇駅」や「有名観光地」、地域密着型なら「商店街」や「地域名」など、検索されやすい地名やランドマークを選びましょう。

ポイント2:位置情報の一貫性

毎回同じ名称を使うことで、検索結果に「まとめ表示」されやすくなります。Googleマイビジネスに登録されている名前と統一すると、信頼性もアップします。

ポイント3:カスタム位置情報の活用

 Facebookページと連携して店舗独自の位置情報を作成すれば、ブランド名そのままで表示できます。
ただし、設定をする際は下記については注意が必要です。

  • ユーザーの少ない位置情報を使う
  • 店名と違う表記(「Sweets Cafe」ではなく「カフェSweets」など)
  • 投稿内容と無関係な場所を選んでしまう

これらは検索性を下げたり、ブランドの統一感を損ねたりする原因になります。

ストーリーズでの位置情報スタンプの活用法

ストーリーズにおける「位置情報スタンプ」は、短期間で多くの人に投稿を見てもらうための強力な手段です。特定の地域でのトレンド投稿に乗ると、フォロワー以外のユーザーにも表示される可能性があります。

使い方のコツは以下のとおりです。

  • 位置情報スタンプは画面上で見やすい位置に設置する
  • 撮影場所と位置情報が一致していることを確認する
  • 商品紹介・キャンペーン告知などと組み合わせて使用する
  • ストーリーズハイライトに保存して、あとからも閲覧可能にする

また、ストーリーズは24時間で消える特性があるため、「限定感」や「今だけ感」を演出しやすく、ユーザーの行動意欲を高めることにもつながります。

インスタ位置情報設定の注意点とリスク対策

自宅や私的な場所の登録を避けるべき理由

インスタグラムに投稿する際、自宅やよく行く私的な場所の位置情報を登録するのは避けるべきです。なぜなら、位置情報が他人に見られることで、自宅の場所が特定される危険性があるからです。特に、投稿に写る景色や背景、時間帯などが組み合わさると、個人を特定されるリスクが高まります。

例えば、「#おうちカフェ」や「#ベランダごはん」などの投稿に具体的な位置情報が加わると、自宅のエリアや最寄駅などが知られてしまう可能性があるので注意が必要です。

自宅の位置情報がばれると起こり得るリスク

  • ストーカーなどの犯罪被害につながる
  • 宅配サービスの悪用、いたずらのターゲットになる
  • 家族構成や生活リズムまで推測される

安全対策のポイント

  • 自宅では位置情報を完全にオフにする
  • 「〇〇市」や「〇〇駅」など広い範囲でも避ける
  • 自宅付近の投稿は時間をずらして行う

こうした配慮は、個人だけでなく家族や同居人の安全も守ることにつながります。

タグ付けによる思わぬ情報公開のリスク

位置情報だけでなく、他人からの「タグ付け」でも予期しない情報が公開されることがあります。たとえば、友人が自宅に遊びに来たときに、あなたの家の場所をタグ付きで投稿してしまうケースです。投稿者本人が意図していなくても、タグ付けにより居場所が共有されるリスクがあります。

インスタグラムの仕様上、タグ付けされた投稿はプロフィールの「タグ付け」欄に表示されるため、自分で設定を変更しない限り公開状態になります。

タグ付けに関する対策方法

  • 「タグ付け承認制」に設定する(設定>プライバシー>投稿>タグ)
  • 自宅などプライベート空間では、友人にもタグ付けを控えてもらうように伝える
  • タグ付けされた投稿は定期的にチェックして削除・非表示にする

これらの操作はスマホ初心者でも簡単にできるので、安全なSNS運用の第一歩として習慣にしておくと安心です。

インスタの位置情報をオフ・非表示にする手順

位置情報オフ手順

インスタグラムで位置情報を使わないようにするためには、まずスマホ本体の設定から位置情報サービスをオフにする必要があります。これは、スマホがアプリに現在地を知らせないようにする基本的な方法です。

スマホの設定で位置情報をオフにすることで、すべてのアプリに対して位置情報の提供を停止できます。個別のアプリだけに制限をかけることもできるため、インスタだけを制限する設定も可能です。

iPhoneの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」をタップ
  3. 一覧から「Instagram」を選択
  4. 「位置情報の利用を許可」で「許可しない」を選ぶ

Androidの場合(機種によって異なる場合があります)

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「位置情報」または「アプリの権限」→「位置情報」を選択
  3. アプリ一覧から「Instagram」を選ぶ
  4. 「位置情報へのアクセス」を「許可しない」または「使用中のみ許可」に設定

この設定を行うことで、インスタグラムはスマホのGPS情報を取得できなくなり、投稿時の位置情報も自動で提案されるリスクを抑えることができます。

過去の投稿から位置情報を削除する方法

すでに投稿してしまった写真や動画から、あとから位置情報を削除することもできます。これは、過去の投稿内容を見直してプライバシー対策を強化したいときに有効な手段です。

削除手順

  1. 自分のプロフィール画面を開く
  2. 位置情報が表示されている投稿をタップ
  3. 投稿右上の「…(メニュー)」を選択
  4. 「編集」をタップ
  5. 「場所名」の横にある「×」ボタンで削除
  6. 「完了」または「チェックマーク」で保存

この操作をすることで、投稿自体はそのまま残しつつ、位置情報だけを取り除くことができます。

インスタ投稿に位置情報を追加・設定する手順

投稿作成時の位置情報追加方法

インスタグラムでは、投稿時に「場所を追加」することで、写真や動画の撮影地や関連するスポットを明示できます。これにより、投稿の魅力が高まるだけでなく、同じエリアに興味のあるユーザーに見つけてもらいやすくなります。

投稿時の位置情報の追加手順は以下の通りです。

追加手順

  1. インスタアプリで新規投稿を作成
  2. 写真や動画を選んで「次へ」をタップ
  3. キャプション入力画面で「場所を追加」をタップ
  4. 現在地周辺やキーワードから候補を検索
  5. 表示されたリストから希望の場所を選択

選んだ場所は投稿の上部に表示され、タップすることでそのエリアに関連する投稿が一覧表示されます。これは「発見」タブや検索機能と連動しているため、露出度アップにつながります。

ビジネス利用においては、店舗の所在地を正しく位置情報として使うことで、顧客の導線を作るうえで重要な役割を果たします。GoogleマップやFacebookと連携することで、店舗名での検索結果に表示されやすくなるため、設定しておくことを強くおすすめします。

インスタの位置情報をうまく活用しよう

インスタの位置情報は、便利さとリスクの両面があります。プライバシーを守りたい方も、店舗を広めたい方も、自分に合った使い方を選ぶことが大切です。設定の仕方や注意点をしっかり理解して、安全かつ効果的に活用していきましょう。

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